いつまでも
キレイな海を守りたい

海ゴミの8割は
陸からやってくる

私たちができることは
まわりのゴミを拾うこと

ダイビングで知った海の現実

水縹(みはなだ)です。約300本のレジャーダイバーです。
スキューバダイビングでは美しい海での非日常を楽しんでいました。
ところがダイビングを重ねるうちに海の中にある「ゴミ」に気付くようになりました!
そこでいつでも携帯でき、海に優しい水中ゴミ袋を身に着けることが習慣になれば、
ゴミへと意識が向いて海のゴミを減らせるのではないかと考えました。
一人ひとりの小さな行動の積み重ねが
海の生き物を守ることにつながっていくのではないでしょうか。
海の美しさも海の小さな変化も誰よりも知っているダイバーだからこそ、
自然に還る素材でできた水中ゴミ袋(サステナブルポーチ)を作りたいと思いました。

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水縹(みはなだ)とは

水縹とは万葉集にも登場する日本の伝統色の名称で、今でいう水色のことです。
水の色は環境によって見える色がさまざまです。水縹と呼ばれていた頃のきれいな海にと願い、水縹を象徴としたブランドを立ち上げました。
海の美しさや海の小さな変化を感じられるダイバーだからこそ、海洋環境保全の重要性を感じて、一人ひとりがゴミを拾うという願いを込めました。

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潜って知った海底の現実

ダイビングを重ねるうちに気づくのは、海の美しさだけではありません。洞窟の天井に張り付いたペットボトル、サンゴなどに絡まった釣り糸などです。でもそのゴミに気づいて回収するレジャーダイバーの姿をほとんど見かけませんでした。海ゴミは意識しなければ見つけることは難しいです。だから、一人でも多くのダイバーが海ゴミへ意識が向くようになったら素敵だなぁと思いました。

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これまでやってきたこと

海洋ゴミ問題の解決につながればと環境により配慮し、長く使える水中ゴミ袋(サステナブルポーチ)を作りたいと思いました。
複数の素材を使ってテストマーケティングを行い、各方面からご意見を伺いました。
その結果、耐久性、機能性、デザイン性に優れ、環境にやさしい水中ゴミ袋を開発することができました。
私は、このプロジェクトを通じて、海洋環境保護に貢献することができると信じています。

美しい海を未来の世代のために守りたい

美しい海に潜ると海底にはこんなに
たくさんのゴミが!

海中には さまざまなゴミがあります

 

これらを拾うにはしっかりしたゴミ袋が必要だと感じました。

↑↑↑クリック↑↑↑

◆当初 検討した ずっと使える水中ゴミ袋(サステナブルポーチ)の素材
◎植物由来ポリ乳酸不織布を使ってテストマーケティング
【試作品1回目のご意見】
・紐が長すぎてサンゴや岩にひっかかる
・巾着の形にするため紐をぐるぐる巻くのは手間がかかる
・サイドポケットにしてはどうかなど

【試作品2回目のご意見】
・ルアーの針がジュート生地に入り込むと釣り針を取りにくい
・内ポケットをつけてはどうかなど
※ご意見は、大瀬崎で活動をしている大学ダイビングサークルの皆様、ダイビングショップ様、沖縄のダイビングショップ様からいただきました。


毎月のようにテストマーケティングを重ねました!

 

◆川での活動
水縹は、埼玉県が実施している「SAITAMAリバーサポーターズ」(「川の力」を通じて、スポーツ、カルチャー、イベント、社会活動等行うことにより県民・団体・企業が一体となって SDGs の実現を目指しています)の企業サポーターとして、川の清掃活動に参加しています。サステナブルポーチ(水中ゴミ袋)は両サイドの金具をベルト通しにかけることで両手が使え、岩を上るときも茂みに手を伸ばすときも便利な仕様となっています。
今後、「アクティビティ×川の清掃活動」にも参加していく予定です。