素材のこだわり

ショップで行うゴミ拾いイベントだけではなく、
ファンダイビングをしながら見つけたゴミは拾いたい!

カメラに夢中になっても
浮遊感を楽しみながらでも
拾った海ゴミのことを忘れて
やっぱり楽しんでもらいたいし
見つけたゴミはしっかり持ち帰りたい。

だからいつでも携帯したいと思う海ゴミを入れる袋(ポーチ)を作りたい。
いつでも持つことになるから
マイクロプラスチックが出ると言われている
合成繊維ではなく自然に還る素材がいい!
との思いで、麻、木綿、へちま、植物由来の不織布などいろいろ試してみました。

𓇼麻
水通しもよく、布地が厚くてコシがある。
使っていくうちにゴワゴワも柔らかくなっていく。
水を含むと重くなる。でも海の中は無重力みたいなものなので、陸へ上がる時重みを感じるかも。
目も細かいので小さなゴミも持ち帰れる。

 

𓇼木綿
水を通して軽いけど、コシがないのでヘタレ状態でちょっと見た目が悲しくて。
水切れもそれほどではないから、陸へ上がる時は海水を持つことになって重くなるかな。

𓇼ヘチマ
天然メッシュなんだけど、素材が硬くていつでも携帯できるということにはならない。
水切れはバツグンだけど、岩やサンゴに引っ掛けたら破れそう。

𓇼植物由来の不織布
軽いけど空気を含んでいて、写真にもあるとおりダイビング中の抵抗があって、厳しい。

 

 

 

 

 

そんなこんなで総合的に判断して
麻で作ることにしました。

𓇼麻の良いところ
*写真にもあるけれど麻の生育自体が環境に良い
*布地が厚目なのでビンなどの割れたものや缶などのトゲトゲがあるものを回収しても、袋自体が破れないし、目が細かいので袋からトゲトゲが出てこなくてスーツを傷めない。
*小さなゴミも目からすり抜けて海に戻ることはない
*とにかく丈夫

𓇼麻の悪いところ
*厚手の繊維のため水を含むと重くなる。
*目が細かいので、うっかり釣り針を通し抜くと針の返しが邪魔して釣り針を取り除くのが大変
(これはどんな素材でもそうだと思うけど)

海ゴミを拾うことだけをターゲットにしたら、ポーチの大きさは小さいかもしれない。
でもファンダイビングの海ゴミに出会うことを考えると、ペットボトル2本くらい入ればいいかな。
大きいとファンダイビングの時に邪魔になるし、陸、ポートに上がるときの重くなるし。

素材についてはいろいろ考えて、麻で作ることにしました。

 

 

 

 

 

 

次回はロストについてです。

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